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コラム 2021.02.25

(新)連載コラム【算数好きな子に育つ#5】幼児期からできる!「算数好き」への基礎作り

投稿者: ノビルコ編集部

コラム その他(アート・学習) ニュース 算数

対面塾とタブレット型学習サービス、リアルとオンラインの双方から優れた理数系教育を目指して注目を集めるRISU Japan株式会社(以下、RISU)。代表の今木智隆さんが、子どもが算数を身近に親しめるための方法を毎回ご紹介していきます。

 


 

こんにちは。RISU Japanの今木智隆です。

タブレット型学習サービスと対面塾、両方で蓄積してきた子どもの学習データを通じて、「本当に効率のよい勉強法」や「子供にとって意味のある勉強」の姿がようやく見えてきました。この連載ではそうした知見を紹介しながら、算数や理数系教育に関する新しい扉を開いていきたいと思います。

第4回「文章題を得意に変えるコツ」では、多くのお子さんが苦手意識を持ってしまう「文章題」と、その克服についてお話ししました。

今の子どもたちの多くが就労する2030年には、41万人~79万人程度のITエンジニアの不足が予想されています。IT技術の基礎となるものは、もちろん算数です。また、ITエンジニアを目指さないにしても、算数が得意になることで生涯にわたる大きな利点も得られます。

そのためには、やはり幼いうちから算数に親しみ、算数を得意科目にしていく必要があります。

今回はお子さんを幼いうちから算数好きにさせるための方法について考えていきましょう。

 

電子マネーは便利だけれども

先日、コンビニで5歳くらいの男の子のお母さんが、

「好きなお菓子を選んで、電子マネーで買っておいで」

と言いながら電子マネーのカードを渡していました。

キャッシュレスが進む今の時代ならではですが、このような買い物の仕方は子どもの「考える機会を奪う」側面もあるのです。

もしもこれが電子マネーではなく、現金を渡して「〇〇円以内で好きなお菓子を買っていいよ。消費税の計算も忘れないでね」と伝えるのであれば? 

子どもは欲しいものを比較検討しながら必死で計算して、なるべく「コスパのいい」買い方を考えるようになるでしょう。私も子どもの頃、学校の遠足での「おやつは300円以内」という言いつけに燃えた1人です(笑)。300円以内でいかに満足度の高いお菓子を買えるか。子どもの頭はフル回転するのは、こんな場面でこそ。

クレジットカードやスマホ決済での支払いは便利ですが、子どものうちからそれが当たり前になるとお金の数字感覚がいつまで経っても身につきません。

 

お金の感覚が鈍いと騙されやすくなる

お金の感覚が鈍いまま成長すると、数字のトリックに騙されやすくなります。ちょっと考えればすぐわかる簡単な詐欺に引っかかったり、目先の数字だけを見て大きな買い物をしてしまったり…など、人生のさまざまな局面で騙され、損をするリスクが高まります。

大人の皆さんはすでにご存知でしょう。残念ながら世の中には、数字を巧みに見せて騙そうとする人が大勢いることを。

普段から数字に触れ、数の感覚を磨いていれば、そんな場面でも「何かあやしい」と直感的に判断ができるようなります。そういった感覚は、数字を扱うことでしか磨くことはできません。

 

日常生活で数の感覚をつかむ

時計もまた家庭で教えるのに適した単元です。

10進法で進められる算数の中で、いきなり60進法の「時計の考え方」が出てくると、多くの子どもは最初のうちは戸惑います。ですが、日常の中で自然に理解しておければ、すんなり時計の知識の学びに入れます。

「あと1時間30分後には、おふとんに入ろうね。90分後だよ」

というように、ちょっと意識して時計の話をするだけで、子どもの中には徐々に時計の基本的な知識が蓄積されていくでしょう。

また、 子どもが好きな趣味から算数の知識を学ぶこともできます。私は幼少期に大好きな宇宙の本を読むことで、大きな数字の感覚を自然と身につけることができました。宇宙の本や図鑑には「月までの距離は38万km」など、当たり前のように大きな数が登場します。大好きな宇宙に関することですから、そういった数字はどんどん頭に刷り込まれていきます。授業の中で嫌々覚えるのとでは、吸収力がまるで違うのです。

頭だけでなく自分の体験として覚えたことというのは、机に向かう勉強以上に身につきます。

ただやみくもに算数の勉強を強いるのではなく、普段の生活やわが子が好きなものの中で、数字の感覚をどう伸ばしていけるのかを考えてみる。それができるのは、一緒に暮らしているお母さんやお父さんだけ。ぜひお子さんが興味を持っている事柄に引きつけながら、算数を身近に感じていきましょう。

 

今日のおさらい

数の感覚を覚えるときは  子どもの「好き」に引きつけよう

 
 

※挿絵は「いらすとや」を利用しております

 
 

RISU Japan株式会社 代表取締役
今木 智隆(いまき ともひろ)
京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、デジタルマーケティング専門コンサルティングファームのビービット入社。金融・消費財・小売流通領域のサービスに従事し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。14年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した幼児から小学生向け算数教材で、のべ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。

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