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習い事ナビ 2018.12.4

【調査結果】学校でのプログラミング教育には課題山積?「MakeCode×micro:bit 200プロジェクト」参加小学校のプログラミング教育に関する調査結果発表!

投稿者: ノビルコ編集部

ニュース プログラミング 小学生 調査結果

新しいデジタルライフスタイルの提案を目指す業界団体WDLC(ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム)が推進する、学校のプログラミング教育を応援するプロジェクト「MakeCode×micro:bit 200プロジェクト」への参加小学校でのプログラミング教育に関する調査結果が発表された。

 

 
今年の6月にスタートした「MakeCode×micro:bit 200プロジェクト」は、2020年のプログラミング教育必修化を前に、プログラミング教育をいち早く取り入れたい小学校や教育委員会200団体に、プログラミング教育向けのマイコンボードmicro:bitを20台ずつ進呈、WDLC開発の「プログラミング教育授業案」やサンプルコードを参考に、各小学校や教育委員会で独自に授業を実施してもらうという取り組みだ。10月上旬までに全参加団体へのmicro:bitの配布が終了、WDLC開発の「プログラミング教育授業案」全5事例と、学校外のワークショップ・家庭でも楽しく学べるサンプルコード全31個が公式サイトに公開されている。

 


 

そこで、プログラム参加小学校での「プログラミング教育」実施状況のアンケート調査が行われ、その結果が発表された。プログラミング授業実施は52.9%で約半数と順調にスタートしているようだが、同時にプログラミング教育を実施するうえで、様々な課題があることが伺える結果となった。
 

【調査結果概要】

■ 半数以上の小学校でプログラミング授業を実施済み。
 8割以上の小学校が2018年度中に実施予定
■ 実施校の多くは5~6年生を対象に、半数近くは3時限以上で実施。教科は「総合」と「理科」が主流
■ プログラミング教育を実施するうえでの3つの大きな課題!
 ~機材不足 / 環境・インフラ不足 / 情報・知識不足~
■ プログラミング教育に関する情報収集方法に、実施校と未実施校で大きな差!
 鍵は“YouTube”!?
■ 7割以上の教員がプログラミング教育を実施するにあたり、「児童にパソコン操作スキルが身についている」と回答

 

半数以上の小学校でプログラミング授業を実施済み。
8割以上の小学校が2018年度中に実施予定

プロジェクト参加小学校へのアンケートでは、現状52.9%の小学校でプログラミング教育が実施されており、また未実施校のうち、今年度中の実施予定を含めると計84.6%が「2018年度中に実施する」という結果となった。全国の小学校においてプログラミング教育が着々と進んできていることがうかがえる。
 

実施校の多くは5~6年生を対象に、半数近くは3時限以上で実施。教科は「総合」と「理科」が主流


 
プログラミング教育を既に実施した小学校についてみてみると、対象となる学年は主に5~6年生で、3時限以上実施している学校が45.5%と半数近くに上っている。
 

 
また、どの教科の時間にプログラミング教育を行ったかを調べたところ、「総合」が47.3%、「理科」43.6%の順で最も多く、教科外の実施が34.5%となった。
この結果から、文部科学省が発表した「小学校プログラミング教育の手引」で述べられているように、まずは教科外の時間に、プログラミングの楽しさや面白さ、達成感などを味わえる題材で「コンピューターに意図した処理を行うよう指示することができる」ことを体験をさせ、さらに各教科等での学びをより充実させるために教科内でも実施していることがうかがえる。
 

プログラミング教育を実施するうえでの3つの大きな課題!
 ~機材不足 / 環境・インフラ不足 / 情報・知識不足~


 
プログラミング教育を実施するうえでの課題や問題点について質問したところ、機材不足や環境・インフラ不足に加え、教員の知識・情報不足という3つの大きな課題が浮き彫りになる結果となった。

2人1組のペア学習を想定し、micro:bitは1団体に20台配布されているが、実際は実施校・未実施校ともにより多くの台数を望んでいることがわかる。また、パソコンの台数が足りていないことやmicro:bit以外の機材にもお金がかかるなど、ハード面での課題が多くあげられている。
特に未実施校においては、「学校内のパソコンはUSBを接続できない」「学校内のパソコンはアプリをダウンロードできない」など、環境・インフラ面での課題もうかがえる。
また、未実施校では63.3%が「教員のプログラミング知識が不足している」、36.7%が「自分が勉強する時間が取れない」と回答しており、教える側の知識・情報不足が大きな障害となっているようだ。プログラミング教育を推進するためには、教員が情報を手軽に得ることができ、また、プログラミング知識を補うための仕組みづくりが必要とされている。

 


 

プログラミング教育に関する情報収集方法に、実施校と未実施校で大きな差!鍵は“YouTube”!?


 
「プログラミング教育に関する情報収集方法」を尋ねたところ、webサイトや書籍から情報を収集している学校が多かったが、実施校と未実施校の差を見てみると、「YouTubeを通じて情報収集をしているかいないか」の差が大きいことがわかる。YouTubeをみていない理由としては、「学校側で閲覧不可とされている」、もしくは「有益な情報を得られることを知らない」などが推察されるが、教員が自由に情報収集できる環境でないと、学校のプログラミング教育の活性化は難しいかもしれない。

 

7割以上の教員がプログラミング教育を実施するにあたり、「児童にパソコン操作スキルが身についている」と回答


 
一方で、教育を受ける側の子どもたちについての質問では、7割以上の教員が、「児童にパソコンの基本操作スキルが身についている」と思っていることが判明。学校でのパソコン授業や、家庭での利用などを通して子どもたち自身のプログラミング教育に向けての下準備ともなるパソコンスキルはかなりついているようだ。

また、WDLCでは、家庭でのパソコンスキル向上に役立つパソコンスキルアップ動画やmicro:bitの使い方を学べる動画を「My First PC」サイトで無料で公開しているほか、子どもにパソコンを使わせるのは不安という保護者のために、子どものパソコン使用に制限をかけられるファミリー機能の簡単設定マニュアルを家電量販店主要店舗にて無料配布している。
 

【調査概要】

<調査対象>「MakeCode × micro:bit 200プロジェクト」参加小学校の担当者
<調査期間>2018年11月16日~11月26日
<調査方法>インターネットアンケート
<調査会社>リサーチデザイン株式会社
<有効回答数>104サンプル

 
■「MakeCode×micro:bit 200プロジェクト」 はこちら

 
 

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