体験イベント 2022.07.24
【夏休み2022】『ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO』開催!
投稿者: ノビルコスタッフ
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株式会社ドリームスタジオが、株式会社東京ドームと共に主催するイベント『ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO』を9月4日まで開催中だ。
人一倍強い好奇心を持って自然を愛した、昆虫研究の先駆者アンリ・ファーブル。2023年に生誕200年を迎えることを記念して開催された本展では、どんな苦難にも学びの意欲を失わず、自分の目で見た確かな事実しか信じないゆるぎない精神と、豊かな感受性を持ち合わせた彼の人生をたどることができる。
会場に入ると、まずはファーブルクイズに挑戦できるデジタルクイズラリーの案内が。スマートフォンに「COCOAR」アプリをインストールして、会場内の問題に全問正解すると昆虫博士に認定してもらえるそう。また、会場内にあるAR写真スポットにて、楽しい写真が撮れるのでぜひチャレンジしてみては。
次に目に入ってきたのは、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」より貸し出された70点の昆虫標本。同館の館長で、本展の監修をされた奥本大三郎氏が見どころと推すのは、ヒカルゲンジオオイナズマ。「1980年にフィリピンで発見された珍しい蝶。特に新鮮な個体は紫色の光があってとてもきれいだ。源氏物語絵巻が似合うので一緒に展示しています」とのことなので要チェック!他にも「その隣のナポレオンタテハは、ナポレオンという名前が付けられているが、イメージとピッタリか実際に確認してみては。カマキリ、トンボ、バッタ……いろいろな標本をよく観ると味わい深いものがあります」とのこと。昆虫好きの方にはたまらないコーナーだ。
先に進むと、『昆虫記』を代表するスカラベ、オオクジャクヤママユ、ヌリハナバチの研究を解説し、昆虫の不思議に迫るコーナーが登場。まず、フン転がしの名人・スカラベのフロアで目に入ったのが、「体感!巨大ふん玉」。スカラベが人間サイズだと、どのくらい大きいふん玉を転がしているのかがわかる。さらに、ファーブルも苦労したという“なし玉”探しにチャレンジできる「体感!ホレホレ スカラベのなし玉さがし」も設置。
続いては、クジャクのような紋を持つヤママユのコーナー。オスとメスの見分け方から、成虫になると口がなくなるという不思議な生態について知ることができる。ここには、「体感!なんのにおい」が設置されていて、チューブを握り筒から出てきたにおいを嗅ぐというもの。3パターン用意されているので、どれがどんなにおいなのか嗅いでみては。
また、壁塗り職人とも呼ばれているヌリハナバチの紹介フロアには、「ヌリハナバチの迷路」が登場。ヌリハナバチには生まれつき、どこからでも自分の巣に帰ることができる機能を持っていることにかけて、なぞなぞ迷路になっている。謎解きや迷路好きの方はぜひ体験してみては。
紹介フロアを抜けて見えてきたのは「ふしぎなトンネル」。トンネル内は模様が回転しており、何気なく入ってみると驚きの体験ができる。何が起こるのかはご自身で体感してみては。同フロアには、ファーブルの生涯を振り返ることができる年表も設置。現代ではなかなか起こりえない衝撃エピソードが満載なので、ノンストップで読み続けてしまうかも。
また、土日祝日と8月8日~12日には「親子で楽しめるワークショップ」も開催。道具を使って砂の塊に埋まっている昆虫を発掘する「世界の昆虫を発掘しよう」、プラ板に好きな色を塗って自分だけのオリジナルカラー昆虫が作れる「君だけのプラ板昆虫」、段ボールシートからパーツを取り外し、組み立てて色を塗る「段ボールで作る大迫力昆虫!」とワクワクできる体験ばかり。物販コーナーでは、昆虫のぬいぐるみやキーホルダー、下敷きなどの学用品グッズから昆虫図鑑、生体販売も行なっているので、夏休みの自由研究に活かせるモノを探してみては。
イベント概要
『ファーブルに学ぶ!体感する昆虫展TOKYO』
<期間>
2022年7月8日(金)~9月4日(日)※開催期間中無休
<時間>
10:00~18:00 ※最終入館は閉館の30分前
<会場>
Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
<料金>
当日 一般1,600円 / 中・高校1,300円 / こども(4歳以上)1,000円
※3歳以下は無料
※未就学児の入場には、チケットをお持ちの高校生以上の保護者による同伴が必要
※再入場不可
<主催>
株式会社東京ドーム、株式会社ドリームスタジオ
<企画制作>
株式会社ドリームスタジオ
<監修>
奥本大三郎
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