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インタビュー 2019.02.7

【スクールレポート】プロになる夢がすべてじゃない。TOC=Touch of Class(タッチ・オブ・クラス)というスクール名に込めた願い

投稿者: ノビルコ編集部

インタビュー コラム サッカー スクールレポート ニュース 英語・英会話

 

毎年1月には生徒のオーストラリア遠征を行い、海外の大学へのサッカー留学もサポートなど、グローバルに活躍するサッカーエリートを育成する「TOCサッカースクール」。

だが、TOCヘッドコーチの今矢直城さんは必ずしも「プロ選手の育成」だけを目標にしているわけではない。「英語で学ぶサッカースクール」が目指すゴールについて、前編に続き今矢さんに話を聞いた。

 


 

サッカー練習後に30分の英語レッスン付き

 
――TOCのレッスン内容についてさらに教えてください。
 

英語と日本語で指導するサッカーのレッスンが90分、その後に教室に移動しての英語レッスンが30分あります。英語の授業もコーチ達が指導します。

生徒の中には、英語が母語で日本語があまり話せない子も数人いるんですね。そういう子たちはみんなが英語を学んでいる間に、日本語のレッスンを受けます。

 
――サッカーのための英語だけではなく、英語レッスンも並行して行っているんですね。
 

はい。TOCスクールで大事にしていることは、サッカーと英語、プラス教育なんです。「プロになりたいからサッカーだけやっていればいい」というのは言い訳ですよね。学校に通っている間は、学校の勉強もしっかり学ばないといけない。

スクール名のTOCは“Touch of Class”、つまり一流の品格のようなものを意味する言葉なのですが、サッカーだけではなく品格のある人間、社会に貢献できる人材を育てようという思いを込めてつけたものです。

そのベースとして大事にしているのが4つの“I”関わり(Involvement)、知性(Intelligence)、強度(Intensity)、感動(Inspiration)です。

「関わり」はサッカーにおいては攻守で常にボールに関われるポジション取りや、行動をとっているかどうか。全員で攻撃をして全員で守るという意識です。コーチと生徒の関わりに関しては、練習中に生徒がナイスプレイをしたら、コーチは積極的に褒めますし、練習が終わった後はコーチと生徒が目と目をあわせて挨拶し、「今日はあのプレイがよかった、でもあそこはもう少し頑張ろう」と必ず練習のフィードバックを一人ひとりの生徒全員に毎回直接伝えるようにしています。

 

 

「知性」は先ほどお話した英語だけではなく、学校で学ぶこと、教育も大切にする姿勢。そしてこのサッカーという複雑系のスポーツを理解する力。練習メニューや戦術理解度も大切ですね。「強度」は練習やプレーの強度です。

本当にサッカーが上手くなりたいのであれば、短い時間でも強度を持ってやってほしい、試合で高い強度を持ってプレーが出来るのかは練習の強度があっての話です。そして最後はやはり観にきてくれる親御さんや普段サッカーをやらせてもらっている方々への感謝の気持ちを込めてプレーする事。それらの積み重ねがいずれは「感動」は与えるようなプレイに繋がる、と信じています。

 


 

心身をハードに鍛える毎年のオーストラリア遠征

  
――海外遠征なども行っているそうですが、具体的にどのように?

 

毎年1月には希望者を募って1週間のオーストラリア遠征を行っています。僕の現役時代の後輩が運営しているサッカースクールと提携しているので、TOCの子たちがオーストラリアで学び、オーストラリアの子たちは日本の大会に参加する形で、双方がサッカースキルを上げるためのキャンプをやっています。うちの選手たちは1人ずつオーストラリアの家庭にホームステイして、キャンプに参加します。

 
――現地では合同キャンプのような形なのでしょうか。
 

そうです。現地の上手い子だけを100人くらい集めた合宿に、TOCの子たちが10数人混ざるような形で飛び込んでいきます。子どもたちにとっては最初の紹介の段階から、プレッシャーがすごいんですよ。しかも上手い子ばかりだからコテンパンにやられる。かなり鍛えられますよ。

キャンプの最中に「英語がわからない」と泣きついてくる子がいても、私達はあえてシビアに突き放します。「コーチに直接聞きなさい、自分で」と。

事前の保護者の方への説明会でも「僕たちは現地では一切英語のサポートをしません。助けないことが長い目で見たときに彼ら自身のためになる、と信じていますから」と説明しています。

一人ずつのホームステイという形をとっているのもそれが狙いです。10歳、11歳の子どもたちが、言葉の通じない外国人の家庭にたった一人でホームステイするってなかなか大変なんですよ。毎年、「え、大丈夫だと思っていたこの子が?」というようなしっかりした子がストレスで滅入ってしまったり、おねしょをしてしまったりということもあるくらいで。ただ、そのぶん飛躍的に成長できる機会だとも思っています。

設立10年が経った今、ようやくその成果が目に見える形になってきましたね。アメリカの大学へのサッカー留学を実現したTOCの卒業生も最近は増えてきました。

「プロを目指したい」という子がいれば、僕たちは100%応援します。でもプロ選手になることだけがすべてではない。TOCはサッカースクールですが、サッカーだけではなく、いろんな分野で活躍できる一流の人材を育てていきたい。

僕にとっては「サッカー」と「英語」が人生を前に進ませる「乗り物」になりましたが、みんなそれぞれにきっと違う「乗り物」があるはずですよね。そのための「乗り物」を見つけるサポートができればと思っています。

 
――指導する側、コーチ陣にもさまざまな能力が求められる場でもありますね。
 

その通りです。これは僕自身の自戒も込めてですが、今の自分で満足しているような人は指導者には向いていません。10年前と今を比べると、サッカーの常識や戦略はまったく違ってきている。今現在のヨーロッパのトップリーグの試合を見ているか? 自分の目の前のことだけをこなしてOKだと思っていないか? 教える側である自分たち自身が成長していかない、成長できる選手も育成できない。そういったことは折に触れてコーチ陣にも伝えています。

将来、プロのサッカー選手になった後でも、あるいはなれなかったとしても、サッカーよりもっと好きになれるものに出会っても。TOCで学んだことが必ず人生のどこかで役に立つはずです。

 
<取材・文/阿部花恵>

 
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■インタビュー前編
【スクールレポート】英語でコーチング!人気サッカー教室「TOC」の上達メソッドとは?

 
 

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TOCサッカースクール
株式会社Naocastle代表
今矢 直城(いまや なおき)
TOCヘッドコーチ、横浜 F.マリノス 通訳、早稲田ユナイテッド監督。親の仕事の都合で10歳からオーストラリア・シドニーへ移住。現地でプロになった後、スイスの1部リーグやドイツリーグなどでキャリアを積む。豪1部リーグ・スイス1部リーグでのプレイは日本人選手としては初。現在はTOCサッカースクールを主催する他、出張講師、通訳としても活躍中。

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