習い事ナビ 2016.04.7
【コーチインタビュー#8】プリンセスになりたい!そんなお子様にピッタリ!親子で楽しく学べるマナーレッスン(佐藤夕 コーチ)
投稿者: ノビルコ編集部
「私、プリンセスになりたい。」幼稚園から小学生ぐらいのお子様をお持ちのママやパパだったら一度は娘さんからそんなフレーズ聞いたことありませんか? 今回はそんなお子様をお持ちの方にはピッタリなレッスンを展開するコーチのご紹介です。
子どものためのマナーレッスンを開講する佐藤夕(さとうゆう)コーチ。お箸の持ち方からプロトコールマナーまで、親子でテーブルを囲みながら学びます。お子様憧れのティーパーティをしながら、マナーもちゃんと身につけよう。そんなレッスンです。
子どもの頃身につけたマナーが自信になる
マナーというとどうしても堅苦しいイメージがあります。でも、その場を皆で楽しむための基礎的なルールだと思えばとっつきやすいかと思います。これは秘書をしていた時に実際に経験、感じて得たことです。相手と一緒に楽しい時間を過ごすために、マナーというルールを利用する。自分らしさを抑えるものではなく、お互いに受け入れあうための技術だと捉えていただければと思います。
正しいお箸の持ち方や会食のルールは、学んだあと生活の中で身についていくもの。幼い頃に学べば、より長く実践を積むことができます。また、所作を褒められることはお子様にとってもうれしいもの。褒められたことが自信になって、多くの大人と接する会食のような場を臆せず楽しめるようになります。
子どもが飽きずに楽しみながらできるレッスンを
レッスンは、お子様が楽しんで取り組めることを何より大切にしています。例えば奥田式のお箸のレッスンは、通常の大人向けレッスンでは豆を使うところを、キャラクターの絵柄のグミやショートパスタを使います。気分や体調でどうしても集中力が続かないときは、無理強いはしません。お母様とお話しをしながらお母様の所作についてアドバイスしたりします。
お子様のためのレッスンではあるものの、親と子一緒に学びます。マナーをご自宅で実践するときに手本となるのは、親御さん自身。お母様やお父様を見て真似ることでマナーが定着し、習慣になります。レッスンで褒めあいつつ学んだことを、お互いに思い出しながら、ふだんの生活に取り入れていただければと思います。
おもてなしをする母の背中を見て
実は、私、子どもの頃は、お家でおままごとをするより、外遊びが大好きな「おてんば」な部類に入る子でした(笑)。そんな私ですが、母がよく、お友達を家に招いて手作りのお菓子や紅茶でおもてなししている姿も記憶にしっかりと残っています。その姿から、もてなすことの楽しさを感じ、自然と学んでいったのだと思います。
また、子どもは場違いなんじゃないかなと思うようなレストランのディナーによく連れられていました。どのフォークを使えばいいかわからず、緊張したことを憶えています。ただ、子どもながらにその雰囲気に馴染もうと、背筋を伸ばし、きっちりしようと一生懸命、見よう見まねで対応していましたね。あの時からしっかりマナーを習得していたら、もっと料理も会話も楽しめただろうなと。その思いが、子ども向けのレッスンをはじめるきっかけの一つでもあります。
私自身もそうですが、楽しみながらじゃないと、なかなか続けられません。強制ではなく、身近な大人の背中を見ながら、身に付けてもらえればと思います。
<取材・文/齋藤純子>
■お話しを聞いて……
子どもがいると、ついマナーが多少悪くても大目に見てもらえるようなレストランを選びがち。でも、いつもと違う雰囲気の中でしっかりマナーを体験させてあげることも重要ですね。パパに良いお店にディナーに連れてってもらうための、いい交渉材料を頂きました!
