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習い事ナビ 2015.10.21

【コーチインタビュー#6】ダンスを通して「自分の意思での行動」を、学ぶ(川﨑聡美コーチ)

投稿者: 齋藤純子

インタビュー コーチ コラム ダンス 小学生

satomi_ookayama東急目黒線・大井町線大岡山駅から徒歩3分にあるダンススタジオD-note(ディーノート)。子どもたちにダンスを教えるコーチでもありD-note代表でもある川﨑聡美(かわさきさとみ)さんにお話しをうかがいました。

 

ダンスを通して子どもが学べる重要な要素は?

どんなに上手く踊れても、主張をのせられなければ心に響かず、伝わらない。人の心を動かすダンスには、必ず踊る側の意志・主張があります。
私たちD-noteは、子どもたちに「伝えるためのダンス」を教えています。踊りで気持ちを表すこと、「自分の意思での行動」をコアにしたレッスンです。ダンスのジャンル的にはストリートダンスです。その技術的な基礎も学びつつ、気持ちの入れ方・表し方を身につけてもらえればと思います。

 

振り返り「ノート」で目標をたてて行動する、その姿勢が日常生活に役立つ

D-noteでは、一冊ずつ自分専用のノートを作ります。レッスンのこと、どこが難しかった、楽しかった、などを自分で綴ってもらいます。やってみてどう感じどうできたか振り返りができるとともに、どんな振りつけが好きか・うまくできたか、自分の特徴も見えてきます。
次のレッスンの最初にノートを読み、難しいと書いたところはどうすればうまくいくのか、ゆくゆくは自分で計画をたてられるようになって欲しいと思います。PDCA(Plan -Do- Check-Action)を回すようなイメージに近いかもしれません。

ノートを使っての振り返りは、大学院の政策・メディア研究科での学びがきっかけとなっています。サッカーなどのスポーツでも取り入れている「メタ認知」という方法であり、スキルアップするためのツールとして、記述は効果的と言われています。

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保護者との定期面談で普段の生活での変化も発見

保護者の方と定期的に面談を行い、お子さんの日頃の様子も教えてもらいます。レッスンに通うようになってから、時間を有効に使えるようになった、目標をたて取り組むようになった、などという声をよくいただきます。ダンスで学んだことは踊りの中だけでなく、日常にもリンクします。

 

普段、親が知っているキャラとは違う一面が、ダンスで浮かび上がる

D-noteに子どもを通わせたいと訪れる保護者の方は、子どもがダンスを好きだから、踊っている姿が楽しそうだから、など、子どもが楽しいと思うことを習い事で伸ばしてあげたい、という気持ちの方がほとんどです。

ダンスを習うことで、保護者やその子自身が気づいていなかった側面が引き出されることもあります。
「うちの子は憶えが悪いから」と、振り付けをおぼえるのが苦手なお子さんは、実は自分で創造する能力が高く、発表会ではオリジナルのダンスでとてもいい表現をしたり。
「女の子っぽくないから」と、ふだんはボーイッシュな格好しかしない女の子が、ダンスでは女の子っぽい曲でなりきって踊ったり。

その子の表立ったキャラや性格とは異なる個性、その子の中に眠っているものがキラっと光るときがあるんですね。その何かをダンスを通じて拾い上げ、伸ばすことができればと思います。

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ダンスを通じて社会に貢献する

私自身は、もの心つく頃から踊ることが好きで、テレビや音楽にあわせてよく踊る子どもでした。5歳からクラシックバレエの教室に通いました。
ダンスの他にはエレクトーンを。ピアノと異なりリズムや音色を変えることができるので、自分次第でいろいろ料理できるところが面白いな、と。でもやっぱり踊ることが一番で、練習はあまりしませんでしたね。小学校の卒業文集で、「ダンスの先生になりたい」と書くほど、ダンスにのめりこんでいました。

子どもの頃住んでいた鳥取で、「よさこい祭り」の県代表チームに参加したことがあります。私みたいにダンス経験のある人もいれば、はじめて踊るようなおばさまやおじさまも。幅広い年代の人が80人くらい集まったチームでした。
私は経験者ということで踊りを教える立場になり、そのことを通じてダンスで貢献することの意味を考えるようになったんですね。それは社会に出るうえで重要なこととも感じ、こういう場を作れるようになりたいと考えたことが、ソーシャルイノベーションを学びD-noteを立ち上げる原点となっています。

自分を受け入れて変えてくれたダンスで、世界を変えることができれば。ダンスによって、踊る側も見る側もハッピーな気持ちになってもらえたらうれしいですね。
各地でワークショップを行っているのもそういった思いがあります。D-noteの持つメソッドで、より多くの子どもに、ダンスで表現することの魅力に気づいてもらいたいと思っています。

 
 

<取材・文/齋藤純子>
 

■お話しを聞いて……
「自分の意見をのびのびと言って、自分の考えで行動できる子どもが増えてほしい」と川﨑さん。ダンスと相性のいい子どもに手を差し伸べたい。そのツールとしてD-noteがあればとおっしゃった川﨑さんからは、社会起業家としての一面が見えました。

 
 

ストリートダンスを通じて、自分らしい表現力と行動力を伸ばします
ダンスコーチ、D-note代表
川﨑 聡美(かわさき さとみ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了。5歳からクラシックバレエを始める。モダンバレエ、ジャズダンスを経てストリートダンスを始める。よさこい祭りへの参加経験から「市民の交流の場としてのダンス」を掲げ市民団体CUE舞を設立。ダンスを通じた世代間交流の場、自己表現の場の創出に携わる。その後藤沢市民活動推進委員を務めるなど現場と政策側の双方からまちづくりに寄与。「より多くの人へダンスの価値を伝えたい」と思い、舞台やインストラクターの経験を活かしダンスカリキュラムの研究・開発へ着手。ダンサーとしての舞台活動に加え、ダンスを使った様々なアプローチを提案している。

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