ノビルコ | 子どもの習い事(スクール・教室・コーチ)の口コミ・評判、ランキングサイト

インタビュー 2019.09.19

【インタビュー】いよいよラグビーW杯が明日開幕!知識ゼロがちょうどいい?!習い事での親の心得とラグビーW杯の見どころ

投稿者: ノビルコ編集部

インタビュー ニュース ラグビー

9月20日に開催が迫ったラグビーワールドカップ2019日本大会。全国12の開催都市で、トップクラスの選手たちが競い合うさまを観戦できる絶好のチャンスだ。

日本でのワールドカップ開催年ということで、今年は子ども向けのラグビー教本が急増。『子どもたちに伝えたい技術と心がまえ はじめてのラグビー』(世界文化社)で監修を務めた大野均選手に、前編に続きスポーツの新常識、ワールドカップの見どころなどを聞いた。

 


 

 

ラグビー=危険はひと昔前の偏見

 
――ラグビーは体がぶつかり合うハードな競技なので、怪我を心配する保護者の声も聞きます。現場ではどのような配慮がされているのでしょうか。

もしかすると親世代の方々のラグビーのイメージが、一昔前のままで止まっているのかもしれません。もちろん、スポーツである以上はケガをすることもありますが、最近では子どもたちの安全面を考えた、ケガ予防につながるルールがしっかりと定められています。

たとえば、20年前は倒れた選手にはヤカンの水をバシャーッとかけて終わりでしたけど(笑)、今は子どもたちの試合でプレー中に少しでも脳震とうの疑いがあれば、すぐにその子をグラウンドの外に出すようにドクターから指導を受けています。

少し前にラグビーの小学生による世界大会のイベントがあって、僕もそこに招待されて観に行ったんですね。世界8カ国の代表選手が横浜の日産スタジアムでプレーをするのですが、ニュージーランドから来た選手が試合開始3分で軽い脳震とうを起こしてしまった。

その子はすぐに動けたし、やりたいと主張したらしいのですが、ルールに則って大事を取り、その日も翌日の試合にも万が一の事態を考えて出場はできなかった。もちろん、本人は悔しいでしょうが、それくらい選手を守るプロトコルがしっかりできあがっているんですね。そういう意味では、他のスポーツより安全といえるかもしれません。

 

習いごとをさせる親が子にやってはいけないこと

 
――大野さんもお子さんが2人いるそうですが、ラグビーを習わせていますか。

いえ、2人ともやってないんです。中学生の長女はバレーボール部で、小学生の長男はサッカーをやっています。僕がラグビーの選手だからといって、無理に子どもを引きずり込むようなことはしたくなかった。本人がやりたいと思ってやるのであればいいのですが、他のことに興味があって楽しそうに努力しているなら、本人の意思を尊重します。

 


 

それに経験者の親って、子どもの試合を観に行くとついダメ出しをしてしまうんですよ。自分がなまじ知っているぶん、帰り道などで「あそこのプレーが悪かったんじゃないか」とか色々言ってしまいたくなる。

 
――ラグビーに限らず、経験者の親ほど口を出してしまう傾向はあるかもしれません。

あれは子どもにとってすごく苦痛なのでやめたほうがいいと思います。試合の後の帰りっていうのは、自分の中で反省をしたい時間なんですよ。だから親としては、「あのプレーよかったよ」とひとつふたつ褒めるくらいで、あとはぐっと口を閉じてガマンしてほしい。あまりダメ出しがしつこいと、「もう観に来ないで!」ということになりますから。

元日本代表キャプテンの林敏之さんが主催している小学生のラグビー全国大会があるのですが、その大会のルールのひとつに、「親は絶対に口出ししてはいけない」というものがあるんです。

声援は送ってもいいけれども、指示を出すのはNG。出した場合は、スタジアムから出されてしまう。ルールとしてそこまで定められているくらいですから、保護者の方たちもそのあたりは意識したほうがいいかもしれません。

 

ラグビーW杯は本物のプレーに触れられる絶好の機会

 
――もうすぐラグビーワールドカップ2019が開幕となります。ラグビー初心者でも楽しめる見どころを教えてください。

ぜひスタジアムを訪れて、生で観戦してみてください。世界中から集まってくる選手たちがバチバチにタックルしあう迫力やスピード感は、生で見ると感動がまったく違いますよ。「あんなに大きい体であんなに早く動けるんだ」ときっと驚くはず。本物のプレーに触れる絶好の機会になるはずです。

それにワールドカップともなると、試合はもちろん、スタジアムの雰囲気や賑わいもいつもとまったく違ってきます。その場を訪れるだけでも、ラグビーの楽しさを体感できるはず。

 
 
<取材・文/阿部花恵 撮影/鈴木慶子>
 

★前編★

 

ノビルコで関連する習い事を探す

 

 
 

子どもたちに伝えたい技術と心がまえ はじめてのラグビー

監修:大野均
協力:ブレイブルーパス普通ジュニアラグビークラブ
世界文化社 1,500円(税別)

 

お話をお聞きした人
大野 均
(おおの・ひとし)
1978年生まれ。高校までは野球部に所属し、ラグビーを始めたのは日本大学工学部進学後。恵まれた体格に圧倒的なスピードを兼ね備え、大学卒業後は東芝に入団。日本代表には2004年に初選出され、07年から3大会連続でワールドカップに出場。代表通算98キャップ(19年4月時点)は歴代最多。今なお国内トップレベルのパフォーマンスを続ける“ラグビー界のレジェンド”。

 
 

おすすめ記事

  • メルマガ登録

    週刊ノビルコマガジン(週1配信)

  • 記事内キーワード検索

    最近の投稿

    注目の投稿

    過去の投稿

    タグ

    ニュース イベント プログラミング 小学生 親子 夏休み 体験 自由研究 お絵描き・工作 夏休み2019 料理 ロボット 職業体験 英語・英会話 書籍 無料 ワークショップ 調査結果 サッカー 科学 インタビュー 自然体験 コンテスト スポーツ コラム ものづくり 実験 工作 コンクール 音楽