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習い事ナビ 2017.10.19

「日本一ベビーカーが並ぶお笑いライブ」の秘密とは? お笑い芸人・小島よしおに聞く、子どもの素直な感情を引き出す極意

投稿者: ノビルコ スタッフ

インタビュー コラム ニュース

 

「そんなの関係ねぇ!」のネタでブレイクしたのが2007年。あれから10年経った現在も、〝一発屋〟として消えることなく、小島よしおさんはお笑い芸人として息の長い活動を続けている。

そんな彼は実は早稲田大学教育学部出身であり、現在の活動の軸のひとつに「子ども向けお笑いライブ」があることをご存知だろうか。2011年からスタートして年間100本以上行っているライブは今年で7年目に突入。「日本一ベビーカーが並ぶお笑いライブ」としてメディアでも取り上げられた。小島さんはいかにして子どもの心を掴み、「笑い」という素直な感情を引き出しているのか? 『キッズのココロわしづかみ術』(主婦と生活社)でその極意を明かした小島さんに聞いた。

 

子どもと向き合う秘訣は、一方的な場をつくらないこと 

――そもそも、なぜ子ども向けのお笑いライブを始めようと?

僕のライブをずっと手伝ってくれていた先輩芸人から、「子ども向けライブをやってみたら?」と勧められたのがきっかけです。これは狙ったわけじゃなくてたまたまなんですが、「そんなの関係ねぇ!」「おっぱっぴー」のように、僕のネタは子どもの間で流行った部分が大きかったので。それで、2011年から子ども向けのネタをつくり始めました。

 

――子どもを対象としたお笑いライブというものは、あまり前例がないですよね。

そうですね。軌道に乗るまで4、5年かかりました。最初の頃はもう本当に試行錯誤の連続で。子どものお客さんが全然集まらなかったり、舞台を暗転にしただけで子どもが泣き出したり……。

普通の芸人なら、いろんな場でネタを披露してお客さんの反応を見たり、先輩や構成作家さんに見てもらったりすればネタの良し悪しってわかるんですよ。でも、子ども向けだとそうもいかない。ネタをつくった段階では「これならウケるんじゃないか?」という大人側からの想像でしか言えないんですね。自信はあったのにいざ披露したら子どもたちの反応がよくなかった、なんてことは数え切れないくらいありました。

 

 

――ライブという実戦でコツをつかんでいくしかなかった。

そう。たとえば、子どもって「情報処理をする時間」が大人よりも長いんですよ。だからライブでも、場の空気に慣れてもらうために「様子見の時間」をつくってあげるのが大事。双方向のコミュニケーションが必要になるおしゃべりやゲームをするのは、その後のほうが絶対に盛り上がります。

あとは一歩通行の時間をあまりつくらないこと。3分以上のネタはやらないとか、途中でクイズっぽい構成にして子どものリアクションを盛り込むとか、そういうコール・アンド・レスポンスの形を意識する。そうでないと、子どもって飽きちゃうんですね。集中力が続かない。

 

早稲田大学教育学から、お笑いの道へ

 

――『キッズのココロわしづかみ術』には他にもライブで培った子どもと触れ合う極意、さまざまな具体案が書かれていますね。親や習い事のコーチの立場から見ても学ぶところが多いです。ご出身は早稲田大学の教育学部ですよね?

はい。教育学部国語国文学科だったんですけど、僕自身もわりと「教える」ことが好きだったんですよ。人に何かを教える、伝えることは、上手いかどうかは別として昔からわりと好きでしたね。

 

 

――ブランドとして充分に通用する学歴なのに、あえてそういう肩書を捨ててお笑いの道へ進んだのはなぜでしょう。

僕は天邪鬼なんですよ。子ども向けお笑いライブもそうだけど、人がやっていないことがやりたくなる。でも、笑ってるあいだは人って幸せじゃないですか。そのことを思い出しても幸せになれる。もしかしたらその思い出が死ぬまでずっと残るかもしれない。だから子ども向けのお笑いライブ、一度ぜひ見に来てください。

 
<取材・文/阿部花恵>

 

後編では、子どもの幸福のために親ができる、何よりも有効な手段についてお聞きしました。

 
 

キッズのココロわしづかみ術

小島 よしお
主婦と生活社 1,200円(税別)

「あえてしばらく放っておく」「子どもを子ども扱いしない」「子どもは基本ツッコミ」など、年間100本以上の「子ども向けお笑いライブ」を行う人気芸人が経験則から得た子どもとのコミュニケーションの極意を公開。子どもはもちろん、大人のココロを鍛えるために役立つヒントも満載。

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お話をお聞きした人
小島よしお(こじま・よしお)
お笑い芸人。サンミュージック所属。早稲田大学在学中にお笑いサークル「WAGE」に出会い、お笑いの道へ。卒業後はピン芸人として活動を開始。海パン一丁でのネタ「そんなの関係ねえ!」が大ブレイク。その年の流行語大賞にノミネートされる。近年、キッズコーディネーショントレーナーの資格を取得。子どもとのコミュニケーションをメインにした、子ども向けお笑いライブを年間100本以上行っている。

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