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インタビュー 2019.01.17

「チアで学んだスキルは人生の武器になる」女子の習いごとで人気急上昇な「チアリーディング」の魅力とは?

投稿者: ノビルコ スタッフ

インタビュー コラム チアダンス ニュース

 

最近、運動系の習いごとの中でも人気上昇中なのが「チアリーディング」。最近はチアをテーマにした映画やドラマも急増。とはいえ、馴染みの薄い親世代にとっては「ポンポンを振って踊るダンス?」といった漠然としたイメージを持つ人も多いはず。

チアダンスとチアリーディングの違いはどこ? なぜ最近、チア人気が高まっているのか? チアの世界でプロを目指す道はあるのか? 

豊富な経験を活かし、野球、バスケットボール、アメリカンフットボールなどのプロフェッショナルチアリーダーの育成、ディレクションに携わり、『チアリーダーズライフ』を上梓したプロチア協会ディレクター・植村綾子さんに、「チアスピリット」が意味するものについて話を聞いた。

 


 

チアダンスとチアリーディングはどこが違う?

――ここ数年、子供向けのチアダンス・チアリーディング教室をよく見かけるようになりました。そもそも「チア」とはどんなものなのでしょう?

 

アメリカでは「チア」といえば、チアリーディング全般を意味します。日本ではポンポンを振って踊る「チアダンス」がよく知られていますが、それはチアリーディングの中のポンポンダンス部分をピックアップしたもの。チアダンスはチアリーディングから派生したスポーツであり、日本でも競技大会が盛んです。

ちなみに「チアガール」は、和製英語。最近では「チアリーダー」という正しい名称が日本のスポーツ界でも少しずつ浸透してきてように思います。

 

 

――植村さんのチアリーディングとの出会いは?

 

大学に入学した18歳のときです。私は父の仕事の関係で子ども時代はすごく引っ越しが多かったんです。中学までに11回引っ越ししているくらいに。ただ、幼い頃から母の意向でバレエはずっと続けていて、行く先々でいろんなバレエスクールに通わせてもらいました。それがクラシックバレエのときもあれば、モダンバレエ、新体操のときもあったりして。

そんな風に踊ることがずっと好きだった一方で、女子校育ちだったこともあって「大学に入ったらハジけたい!」というミーハーな気持ちもあって(笑)。入学後のキャンパスでチアリーディングのパフォーマンスを見た瞬間、この世界ならダンスの経験を活かしつつ楽しめるんじゃないかと、直感しました。

 

親しみやすく始めやすいのがチアスクールのメリット

――バレエや新体操の経験は実際、役立ちましたか?

 

バレエで身につけたダンスの基礎は、チアの動きにもすごく役立ちましたね。ただ、私が大学時代に入ったチアリーディング部は、あくまで大会で勝ち抜くことが目的のスポーツの一種だったんですね。パフォーマンスを磨いて、採点制の大会で日本一を目指すぞ!っていう。

でもその一方で、野球やサッカー、駅伝の応援に参加することもあって。パフォーマンスで自分たちのチームを応援して、観客と選手、自分たちのみんなで喜びを共有する。私が最もいいなと感じたチアリーディングの魅力はそこなんです。自分たちの応援で選手が力を発揮して、観客も喜んでくれて、みんなが勝利に貢献できる。その関係性がすごく素敵だな、と感じました。

 

 

――子ども向けのチアリーディング教室も主宰されていますが、チアに対する世間の意識の変化は感じますか。

 

ここ数年はすごく認知度が上がってきているな、と実感しています。チアって、ダンス系の習いごとの中で考えたら実はすごく親しみやすいんですね。必要なのはお揃いのユニフォームとポンポン。途中で「ユニフォーム変えます」ということも滅多にありませんので、発表会のたびに衣装代がかかるということも少ない。

笑顔で、元気に声を出して、楽しく踊る。それに屋外でもできるので、地域のお祭りやイベントなど発表の場も多いんです。保護者の方から「すごく写真の撮りがいがあります!」と言われます(笑)。

 


 

引っ込み思案な子が、チアを通して明るくなれた

――幼い頃からチアを習うことで、具体的にはどんなスキルが身につくのでしょうか。

 

チアリーディングは大勢でやるスポーツですから、チームワークはすごく意識させます。また、挨拶やマナーもしっかり教えていきます。靴はきれいに並べる、ユニフォームやポンポンをきちんとしまう。そういう日常の振る舞いもうちのスクールでは丁寧に指導しています。

あとは、練習に慣れてきたら「役割」を振ってみるんですよ。「今日は○○さんがカウントリーダーね」「△△さんがお返事リーダーね」とお願いすると、子どもたちってその気になれますから。いつもより大きな声を出して頑張ってくれます。それに、一度でもリーダー役を経験すると、自分のことだけでなく周囲の人のことを考えられるようになるんです。

人前に立ってリードすることって、チアリーダーにとってはすごく大事なことなんですね。そういった練習が、リーダーシップのとり方やコミュニケーション能力の習得に繋がっているかなと思います。

 

 

――いずれもチア以外の場面でも役立つ人生の武器になるスキルですね。指導者としてはどんなときにやりがいを感じますか?

 

以前、うちのスクールに引っ込み思案な子が入会してきたんです。最初は練習でも恥ずかしがっていたんですが、チアを通して少しずつ声が出せるようになって。「学校でも笑顔で人前に立てるようになった」とお母さまから報告があった時は嬉しかったです。

私も3人の子どもを育てる母親ですから、そういったポジティブな変化、その子の日常に直結したプラスの変化を間近で感じると、すごく嬉しくなりますね。

 

<取材・文/阿部花恵 撮影/鈴木慶子>
<レッスン写真提供/植村綾子>

 

後編では、チアリーダーは「職業」になるか?プロチア協会ディレクターでもある植村さんが夢見るチアの未来について伺いました。どうぞお楽しみに!

 

 

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お話をお聞きした人
植村綾子(うえむら・あやこ)
一般社団法人プロフェッショナルチアリーディング協会ディレクター。 3歳よりモダンバレエを始める。新体操の経験もある。大学在学中は、チアリーディング部キャプテン、体育学部創作ダンス部に所属。卒業後、日本社会人アメリカンフットボールXリーグのチアリーダーとして活動。現在は、豊富な経験を活かし、野球、バスケットボール、アメリカンフットボールなどのプロフェッショナルチアリーダーの育成、ディレクションに携わっている。

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